地磁気センサーの出力値を読込む
概要
Micro:bitは、その本体の裏にある地磁気センサーで方位を計測することができます。
使用する関数
- 地磁気センサーを初期化します。
compass.clear_calibration()
- 地磁気センサーを調整します。
compass.calibrate()
- 地磁気センサーの調整の成否を返します。
compass.is_calibrated()
- 地磁気センサーの出力値を読込みます。 コンパスの方位を0〜360の範囲の整数を出力します。北を0として時計回りに度数で表します。
compass.heading()
サンプルソフト
用意するもの
用意するものを以下に示します。
※購入するときは、乾電池ボックス、USBケーブルが付いているか確認することをおすすめします。
接続
用意したものは、以下のように接続します。
ソースコード
ソースコードを以下に示します。
from microbit import * # コンパスの初期化 compass.clear_calibration() while not compass.is_calibrated(): compass.calibrate() sleep(100) # LEDディスプレイの初期化 display.clear() # 方位をLEDディスプレイに表示 while True: direction_num = compass.heading() print(direction_num) sleep(1000)
動かしてみる
以下の手順で地磁気センサを調整して、方位を計測します。
- REPLを起動する
- Mirco:bitのリセットボタンを押す
- LEDディスプレイに指示の文字列が表示されたら、LEDディスプレイにしたがって円を描く
- LEDディスプレイにスマイルマークが表示されたら、REPLに地磁気センサーの出力値が表示されることを確認する
※購入するときは、乾電池ボックス、USBケーブルが付いているか確認することをおすすめします。