Micro:bit、Micropython、リレーで、異常ランプを点灯する
リレー
リレーとは、制御信号、電気をつなぐデバイスです。日本語では「継電器」ともいいます。電気信号によって接点を切替えるスイッチで構成されています。リレーは4極リレーと5極リレーがあります。ここでは、5極リレーを使います。
用意するリレーモジュール
ここでは、KEYESTUDIO製のBBC Micro: bitのスターターキットにあるリレーモジュールを使用します。
他メーカーのリレーモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。
インターフェース
リレーモジュールは、デジタル信号を入力します。
MicropythonとMicro:bit
サンプルソフトを以下に説明します。
フロー
サンプルプログラムのフローを以下に示します。リレーがOFFのときは、白LEDが点灯し、赤LEDは消灯します。リレーがONのときは、赤LEDが点灯し、白LEDは消灯します。
接続
接続表と接続図(写真)を示します。
Micro:bit | リレー |
P0 | S |
3V | + |
GND | - |
コード
from microbit import * # LEDディスプレイを初期化 from microbit import * # Micro:bitを初期化 display.clear() # LEDディスプレイを初期化 pin0.set_pull(pin0.NO_PULL) # cピンの状態 while True: # ボタンAが押されているか? if button_a.is_pressed(): pin0.write_digital(1) # リレーをON else: pin0.write_digital(0) # リレーをOFF sleep(500)
結果
Micro:bitのAボタンが押されていない(通常の状態)ときは、白LEDが点灯します(赤LEDは消灯中)。Aボタンが押されたときは、白LEDは消灯して赤LEDが点灯します。
他メーカーのリレーモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。