熊おふし五郎が行く

主にマイコンボードを動かした記録を書いています

無線通信をする

概要

Micro:bitは、その他のMicro:bitと通信することができます。

使用する関数

  • 無線通信するグループを指定します。
radio.config(group=1)
  • 無線通信を開始します。
radio.on()
  • 無線通信を停止します。
radio.off()
  • 無線通信で文字列(messsage)を送信します。
radio.send(message)
  • 無線通信で文字列(messsage)を受信します。
radio.receive()

サンプルソフト

他のMicro:bitに簡単な文字列('A')を送信します。

用意するもの

用意するものを以下に示します。

  • Mu/Micropython(開発環境/開発言語)
  • Micro:bit:2つ
  • USBケーブル
  • 電池ボックス:2つ

※購入するときは、乾電池ボックス、USBケーブルが付いているか確認することをおすすめします。

接続

用意したものは、以下のように接続します。送信側と受信側の2つのMicro:bitができます。

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接続図

ソースコード

送信側と受信側のソースコードを以下に示します。

送信側

from microbit import *
import radio

radio.config(group=1)
radio.on()

send_msg = 'A'
radio.send(send_msg)
display.show(send_msg)


受信側

from microbit import *
import radio

radio.config(group=1)
radio.on()

while True:

    rec_msg = radio.receive()
    if rec_msg is not None:
        display.show(rec_msg)

動かしてみる

送信側のMicro:bitのリセットボタンを押すと、受信側のMicro:bitのLEDディスプレイに'A'が表示されます。

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無線通信の結果

※購入するときは、乾電池ボックス、USBケーブルが付いているか確認することをおすすめします。