熊おふし五郎が行く

主にマイコンボードを動かした記録を書いています

Micro:bit、Micropythonで3W LEDを省エネで点灯する

3W LED

3W LEDは、照明用などに利用される「パワーLED」ともいいます。3W LEDの駆動電流は、一般的なLEDよりも大きいので、3W LED自身の発熱量が大きくなります。そのため、放熱構造になっています。

3W LEDモジュール

ここでは、KEYESTUDIO製BBC Micro: bitのスターターキットにある3W LEDモジュールを使用します。

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3W LEDモジュール

3W LEDモジュールの裏をみると、放熱板があるとわかります。

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3W LEDモジュールの裏

他メーカーの3W LEDモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。

インターフェース

Micro: bitから本モジュールへ信号を入力します。

MicropythonとMicro:bit

省エネで点灯するサンプルソフトを以下に説明します。照明として使いますが、目に見えないほどの点滅を繰り返して、なるべく消費電力を抑えます。

フロー

サンプルプログラムは、3W LEDを0.9 ms毎に点滅します。

接続

接続表と接続図(写真)を示します。

Micro:bit モジュール
P0 S
3V +
GND -

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構成図

コード

from microbit import *

# Micro:bitを初期化
display.clear()  # LEDディスプレイを初期化

while True:
    pin0.write_digital(1)
    sleep(0.9)
    pin0.write_digital(0)
    sleep(0.9)

結果

点滅は認識できないほど、細かな点滅をしていると思います(根拠がない...。)が、とりあえずは3W LEDは照明として使えます。

他メーカーの3W LEDモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。