熊おふし五郎が行く

主にマイコンボードを動かした記録を書いています

Micro:bit、Micropython、リードスイッチで磁気を検知する

リードスイッチ

リードスイッチは、磁気を検出するセンサです。そのセンサは一般的にガラスのなかに薄い金属板があります。磁力によって動作するスイッチです。低コストで寿命が長いです。

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リードスイッチの仕組み

  • 磁気を検出
  • 磁気を電気に変換(スイッチ)
  • 接触センサー
  • 受動的センサ

リードスイッチモジュール

ここでは、KEYESTUDIO製BBC Micro: bitのスターターキットにあるリードスイッチモジュールを使用します。

他メーカーのリードスイッチモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。

インターフェース

本モジュールからMicro: bitへデジタル信号を入力します。

MicropythonとMicro:bit

磁気を検知するサンプルソフトを以下に説明します。

フロー

サンプルプログラムのフローを以下に示します。

  1. リードスイッチに磁石を近づけていないときは、LEDディスプレイはNOを表示
  2. 磁石を近づけているときは、YES(チェックマーク)を表示

接続

接続表と接続図(写真)を示します。

Micro:bit モジュール
P0 S
3V +
GND -

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構成図

コード

from microbit import *

# Micro:bitを初期化
display.clear()  # LCEディスプレイを初期化
pin0.set_pull(pin0.NO_PULL)  # ピンの状態

while True:
    if pin0.read_digital():
        display.show(Image.NO)
    else:
        display.show(Image.YES)

結果

通常の状態では、LEDディスプレイはNOを表示しますが、リードスイッチに磁石を平行に近づけると、LEDディスプレイはYES(チェックマーク)を表示しました。

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動作状況

他メーカーの赤外線障害物検出センサモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。