Micro:bit、Micropython、転倒スイッチで転倒を検出する

デジタルチルトセンサ

デジタルチルトセンサは、転倒または傾きを検出するセンサです。このセンサの内部には、回路に接続するピンとボールがあります。センサが直立しているときは、ボールはピンと接触して、電流が流れます。センサが傾いたときは、ボールはピンから離れて、電流が流れません。

デジタルチルトセンサの仕組み

• 傾き・転倒を検出
• 傾きまたは転倒の検出を電気に変換(スイッチ)
• 接触センサー
• 受動的センサ

デジタルチルトセンサモジュール

ここでは､KEYESTUDIO製のBBC Micro: bitのスターターキットにあるデジタルチルトセンサモジュールを使用します｡

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デジタルチルトセンサモジュール

他メーカーのデジタルチルトセンサモジュールを購入するときは､ 周辺回路にご留意してください｡

インターフェース

本モジュールからMicro: bitへデジタル信号を入力します｡

MicropythonとMicro:bit

傾き・転倒を検出するサンプルソフトを以下に説明します。

フロー

サンプルプログラムのフローを以下に示します。

1. 傾きを検出したときは、LEDディスプレイがNOを表示
2. 傾きを検出していない(倒れていない)ときは、LEDディスプレイがYES(チェックマーク)を表示

接続

接続表と接続図(写真)を示します。

Micro:bit	モジュール
P0	S
3V	+
GND	-

構成図

コード

from microbit import *

# Micro:bitを初期化
display.clear()  # LCEディスプレイを初期化
pin0.set_pull(pin0.NO_PULL)  # ピンの状態

while True:
    if pin0.read_digital():
        display.show(Image.NO)
    else:
        display.show(Image.YES)

結果

デジタルチルトセンサモジュールを立てているときは、LEDディスプレイがYES(チェックマーク)を表示します。倒したときは、NOを表示します。

動作状況

他メーカーのデジタルチルトセンサモジュールを購入するときは､ 周辺回路にご留意してください｡