Micro:bit、Micropython、赤外線近接センサ(TCRT5000)で黒い物体を検出する
ライントラッキングセンサ
ライントラッキングセンサは、黒い物体を検出するセンサです。赤外線は光の一種です。黒は光を吸収または透過するので、黒くなります。つまり、赤外線の反射を検知できない場合は、黒い物体があるということです。赤外線を使っているのは、太陽光の下で使用しても外乱の影響がないからです。
- 光を検出
- 光を電気に変換(スイッチ)
- 非接触センサー
- 能動的センサ
ライントラッキングセンサモジュール
ここでは、KEYESTUDIO製のBBC Micro: bitのスターターキットにあるライントラッキングセンサモジュールを使用します。
他メーカーのライントラッキングセンサモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。
インターフェース
本モジュールからMicro: bitへデジタル信号を入力します。
MicropythonとMicro:bit
黒い物体を検出するサンプルソフトを以下に説明します。
フロー
サンプルプログラムは、ライントラッキングセンサの出力をそのままLEDディスプレイに表示します。
接続
接続表と接続図(写真)を示します。
Micro:bit | モジュール |
P0 | S |
3V | + |
GND | - |
コード
from microbit import * # Micro:bitを初期化 display.clear() # LCEディスプレイを初期化 pin0.set_pull(pin0.NO_PULL) # ピンの状態 while True: num = pin0.read_digital() display.show(num) sleep(500)
結果
黒い太い線を印刷した白い紙に、ライントラッキングセンサモジュールを近づけます。 黒い線を通る前後は、LEDディスプレイが0を表示します。線の上になると1を表示します。
他メーカーのライントラッキングセンサモジュールを購入するときは、 周辺回路にご留意してください。